私は福岡県北九州市在住の40歳、会社員です。
私が紹介するお城デートは6年前に当時彼女だった妻と、函館市の五稜郭に行った時のエピソードです。
2人とも筋金入りの歴史好きなので、とても楽しい思い出となっています。
私たち夫婦の新撰組巡りの最後を飾るに相応しい旅でした。
目次
五稜郭に行こうと思った経緯は?
私は幕末史をこよなく愛していました。
妻(当時は彼女)も高校の日本史の教員をやるほど、歴史は好きでしたので、付き合っていた頃は、幕末史に関連する土地を巡る旅行をしていました。
福岡県在住ということもあり、函館だけは遠く、飛行機の直行便もなく、なかなか行くことができませんでした。
しかし、彼女との結婚が決まり、子どもができると行けなくなるので、婚前旅行として、函館五稜郭巡りに出発しました。
五稜郭を作った人は?
五稜郭は、1864年に洋学者の武田斐三郎がフランス軍人の指導をうけて設計した星形平城(ほしがたひらじろ)です。
五稜郭で特によかった点は?
正直、天守閣のある城に慣れていたせいで、平らな城といっても、あまりピンと来なかったのでした。
しかし、現地で見た時はとても衝撃的でした。
資料や映像を見ていたのですが、思っていた以上に大きく雄大でした。
実際にお堀に沿って周回してみたのですが、石垣がきれいに湾曲して、独特の星形を作っており、当時の建設技術の高さに感動しました。
また、五稜郭タワーから全体を見たのですが、その大きさと形の緻密さは圧巻でした。
また函館奉行所が再現されていたのですが、当時の材料や工法を忠実に再現していました。
そんな中、私が気に入ったのが、当時の木製トイレでした。
トイレの精巧な作りが何とも笑えました。
五稜郭で気を付けたほうが良い点は?
何処の観光地でも同じことですが、函館も外国人観光客が多く、特にアジア系のツアー客のマナーが悪くて辟易しました。
並ばない、大声で話す、広がって歩くなどひどいものでした。
私たちは函館奉行所で一緒になってしまいました。
しかし、幸い、興味がないらしく、すぐにいなくなりましたが、もう一度最初から見直す事になりました。
また私たちの行った日は晴れていたのですが、前日はひどい雨で、霧が出てタワーからは五稜郭が見えなかったそうです。
天気は事前に確認が必要です。
五稜郭の入場料
料金的にもタワーが840円、函館奉行所は500円くらいしたので、興味がない人には割高かもしれません。
(6年前の値段です。)
五稜郭のデートプランと感想は。
私たちが当日回ったプランは、午前中、五稜郭を周り、土方歳三の最後の地と言われる一本木関門跡を見学しました。
昼食は「麺工房あじさい」で名物の塩ラーメンを食べて、ちょうど開催中だった函館競馬場で、重賞レースの函館記念を見て、馬券を買って楽しみました。
天候にも恵まれましたし、ずっと行きたかった五稜郭と一本木関門跡を巡ることができましたし、想像以上に函館の塩ラーメンは美味しく、函館を満喫できました。
もともと競馬に行く予定はなかったのですが、路面電車で知り合ったオジサンに誘ってもらい競馬を見ました。
馬券は外れましたが、とても楽しかったです。
函館の今と昔を楽しめたよい旅でした。
五稜郭周辺のグルメランチ、名物について。
全く土地勘がなかったので、ガイドブックに載っているお店ばかり回りました。
ガイドブックで塩ラーメンのお店で一番最初に出てくる「麺工房あじさい」は衝撃的な美味さでした。
それまで私は福岡生まれ福岡育ちで、ラーメンは豚骨以外に認めていませんでした。
オーダーするまでも、ラーメンにしては値段が高いことも不満でした。
しかし出てきた塩ラーメンはとても美味しく、特にスープはあっさりなのに後を引く美味さで、久しぶりにスープまで完飲してしまいました。
あまりに美味しくて、次の日も通いました。
私の中でラーメンの序列が大きく変わった一杯でした。
ベタなお店でしたが、是非おすすめです。
五稜郭に行こうと考えている同性の方へアドバイスをお願いします。
五稜郭を含めて、城をデートで回る場合は、やはり興味がある人とでないと、楽しくないと思います。
幸い、私は彼女も興味を持っていたので、2人であれこれ話ながら見て回れたので、時間を忘れて楽しめました。
興味がなければ、五稜郭タワーも函館奉行所の料金も高く感じるかもしれませんし、あっという間に出ることになると思います。
やはり興味を持つ人とするべきデートだと思います。
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